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路線価の修正

路線価は、国税庁が1月1日時点で算定した、全国の主な道路に面した土地の1平方メートル当たりの評価額です。

どんな時に使うのかというと、その年に相続や贈与で土地を取得した場合に適用され、相続税や贈与税を計算する際の基準となります。

武漢発新型コロナウイルスの影響で地価が大幅に下がったため、この路線価が、大阪の繁華街の3つの地域で4%引き下げられることが決まりました。
https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/0021001-068.pdf

去年7月に発表された路線価は、武漢発新型コロナウイルスの感染拡大前の地価に基づいていたため、国税庁は地価が下落する中、引き下げを行うか検討してきました。

去年10月の発表では補正は見送られましたが、その後、大阪市中央区の心斎橋筋2丁目、宗右衛門町、道頓堀1丁目の3つの地域では1月から9月にかけて地価がいずれも23%下がったことが確認され、20%以上の下落という目安を満たしたとして引き下げを決めたとのこと。

3つの地域の路線価はいずれも4%引き下げられ、心斎橋筋2丁目の最も高い地点では2152万円から2065万9200円に補正されています。

去年7月から9月の間に、この3つの地域で土地を相続したり土地の贈与を受けたりした人の納税額は新しい路線価で計算されます。

路線価の補正が行われたのは、昭和30年に制度が始まって以来、初めてのことなんだとか。

これまでインバウンドのおかげで大きく地価が上がっていたところに、外国人観光客が激減。

その揺り戻しというか、元に戻ったと考えればいいのかもしれませんね。

名古屋市や大阪市でも地価が15%以上下がっている地域があり、国税庁は今後の状況次第で補正を検討する方針のようです。
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