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墓地等の財産は相続財産にならない?

相続税の計算をする際、亡くなった人が残したプラスの財産から、マイナスの財産を差し引いて課税価格を計算します。

代表的なプラスの財産には、土地、建物、現金、預貯金、有価証券があります。

一方、マイナスの財産には、借入金(借金)があります。

ただし、豪華な墓地、墓石、仏壇などがあったとしても、プラス財産には含まれずその分は課税対象になりません。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4108.htm

骨董的な価値があるものを除き、墓地等の財産がもつ公益性や国民感情といったものを考慮してのことです。

それでは、墓地、仏壇、仏具などの財産は相続税の課税対象とならないのであれば、生前に銀行で借り入れをして、墓地等の財産を取得しておけば相続税対策になるでしょうか。

残念ながら、相続開始時に亡くなった人が残した借入金は債務控除の対象となりますが、墓地等の非課税財産を取得するための借入金については債務控除の対象とはなりません。

例えば、生前に1000万円を借り入れて1000万円の墓地と墓石を購入したとします。

しかし、購入した墓地は相続税のかからない財産のため、課税対象とはなりません。

借入するときに借入の目的を隠せばいいかもしれませんが、一般的に借り入れ時に理由を書面に残している可能性が高く、墓地等の購入目的であることが判明すれば、やはり債務控除の対象にはならないのでしょうね。





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