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繰り下げ受給の注意点は?

公的年金には、65歳から受給できる年金額を、減ってもいいから早くもらう「繰り上げ支給」と、受給開始を遅くして年金額を増やす「繰り下げ支給」という制度があります。


人生100年時代ともいわれ、今後は「65歳になってもしばらくは働いて、収入がある間は年金はもらわず繰下げをしてあとから多く年金をもらおう」と考える人も増えるかもしれません。


繰り下げの場合、繰り下げ期間1カ月あたり0.7%の増加。5年間繰り下げると42%増えることになります。

200万円/年なら284万円です。

気になる損益分岐年齢は、計算上は何歳まで繰り下げた場合でももらい始めてから約12年です。

70歳まで繰り下げるなら81歳を超えて生きれば有利ってことになりますね。

半数が生存すると期待される年数を寿命中位数といいますが、平成29 年現在で、男84.08年、女90.03年。

多くの場合繰り下げは、お得な選択肢になりそうです。

ただし、厚生年金の被保険者期間が20年以上ある夫が原則65歳になったとき、妻が65歳になるまで支給される加給年金(389,800円の人が多い)は繰り下げ期間中はもらえません。

加給年金だけ受け取ることも不可。

また、年金には税金や社会保険料がかかるので、金額が増えた分当然負担も増えるので丸々増えるわけではありません。

繰り下げ待機期間中の65歳以降も厚生年金保険の被保険者となった場合は、65歳時の本来請求による老齢厚生年金額から在職支給停止額を差し引いた額(在職老齢年金制度を適用したと仮定)が、繰下げによる増額の対象となるので、5年間働いたからといってそれまでのように年金は増えません。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/kuriage-kurisage/20140421-05.html

繰り下げは、国民年金と厚生年金を別々にすることも可能。

老齢基礎年金だけ繰り下げして、老齢厚生年金は65歳から受け取るという方法もできます。

どういう働き方をしていつから年金を受け取るか、一度考えてみるといいかもしれませんね。


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