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先進医療制度患者申出療養制度

病気やケガの治療は日進月歩。

新しい治療法が登場し、昔なら治癒が難しかった病気でも治せるようになってきました。


日本の公的医療制度では、混合診療は原則禁止されていて、公的医療保険が適用できる保険診療と、保険がきかない未承認の薬や治療法を自由診療として併用することができません。

一部でも自由診療を取り入れた治療をすると、全額が自己負担になります。

それでも、大学病院などで研究・開発されている高度な医療技術のなかで、厚生労働大臣が安全性と有効性を確保するために基準を定め、認められた技術を「先進医療」と位置付けて、保険診療と保険外診療の併用が認められています。

認められた場合、保険診療部分についてだけは原則3割負担になります。

がん治療の1つ重粒子線治療などは有名ですね。

先進医療が医療機関主導で申請するのに対し、患者側から申出ることができる制度が「患者申出療養制度」です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000114800.html


まだ承認されていない薬等を保険外併用療養として使用したいという患者の思いに応えるため、患者からの申出を起点とし、安全性・有効性等を確認しつつ、できる限り身近な医療機関で受けられるようにする制度です。

2016年にできた制度で、将来的に保険適用につなげるためのデータ、科学的根拠を集積することを目的としています。

制度を利用したいと思ったときは、まずはかかりつけの医師など身近な保険医療機関に相談するのが第一歩。

相談された医師は大学病院等と連携して対応します。

それでも、未承認薬の多くは超高額。

未承認の抗がん剤の多くは1か月あたりの薬剤費が100万円を超え、中には1000万円を超えるものもあります。

患者申出療養として認められ未承認薬が使えるようになったとしても、実際に経済的負担に耐えられる人は少ないかもしれませんね。

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