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寡婦控除のみなし適用

所得税の計算の際に、収入から差し引ける所得控除の1つに「寡婦控除」があります。

もとは戦争未亡人を対象とした制度でしたが、現在は夫と死別や離婚をし、その後結婚していない女性が対象です。
(もちろん男性向けの「寡夫控除」もあります。)

控除額は所得38万円以下の子や扶養親族がいる人、扶養親族がいなくても死別で合計所得が500万円以下なら27万円。

さらに一定の条件を満たすと「特別の寡婦」となり控除は35万円です。

夫と死別、離婚が要件なので「結婚していた」ことが条件。

ひとり親を税制面から応援する制度ですが、今の税法では未婚の母には適用はありません。

とはいえ、未婚のひとり親との不公平を是正するため、未婚のひとり親家庭にも同控除を適用したとみなすことで、保育料の軽減や職業訓練給付金の増額などにつなげる仕組みがあります。

寡婦(夫)控除のみなし適用です。

自治体によっては少し前からありましたが、2018年6月からその範囲が国のレベルで拡大されました。

具体的には、保育料の軽減、児童扶養手当の支給基準緩和、高等訓練促進給付金の増額、難病医療費の自己負担軽減など、25の事業がその対象。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/index.html


適用を受けるには、申請が必要になります。

残念ながら、籍を入れていないだけの婚姻状態という場合は「みなし適用」を受けることはできません。

窓口は市町村などの自治体になるため、適用があるかもと思ったら、住んでいる自治体の窓口(子育て支援課のような窓口)に問い合わせるといいですね。


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