本丸は相続税、タワマンマンションの固定資産税見直し

平成29年度税制改正で、タワーマンションと呼ばれる高層マンションにかかる固定資産税の計算方法が見直されました。
http://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2017/29taikou_mokuji.htm

タワマン節税という言葉が生まれたように、タワーマンションを利用した相続税対策が問題になりました。


マンションでは土地部分と建物部分に分けて評価額を計算します。

まず、土地については、全敷地の評価額にその部屋の持分割合を掛けて計算します。

マンションの階数が増えるほど、部屋数が増え1戸あたりの持分割合は小さくなり、1戸当たりの土地の評価額も安くなります。

階数、位置、部屋の向き、間取り、内装等は一切関係ありません。


また、マンションの建物部分は、原則として全体の評価額に対する専有面積の比で計算されます。

こちらも、階数、位置等は全く関係ありません。

40階でも2階でも床面積が同じであれば、土地部分も建物部分も評価額は同じ金額です。

一般にタワーマンションは低階層よりも高階層のほうが売買価格が高くなりますので、高階層では、実際の建物の時価と相続税評価額との間に大きく乖離が生じることになります。

乖離は高層かつ高額の分譲金額であればあるほど大きくなり、この乖離を相続税の節税に利用したのが、タワマン節税です。

1億円で購入した高層階の部屋でも、3000万円で購入した低層階の部屋でも評価は同じだからです。

今回の改正は、固定資産税・不動産取得税の増税なので、相続税・贈与税には影響はありません。

ただし、本丸は相続税であることにかわりはないので、来年以降に改正になるのかもしれませんね。

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