iDeCo(個人型確定拠出年金)を退職金と一緒に受け取ったとき

勤務先を退職したときなどに受け取る退職金は、退職所得として税金の課税対象となります。

「収入金額 - 退職所得控除額)× 1/2 =退職所得の金額」という計算式で課税価格を計算します。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1420.htm

退職金は金額が大きくなることが多いため、全額に課税されると多くの税金を支払わなければならなくなります。

そのため、退職金には退職所得控除という控除があり、勤続年数に比例して多くなる仕組みです。

退職金は多くの場合、老後の生活をささえるための資金であるということから、控除を差し引いた金額をさらに1/2したり、他の所得とは別に計算するなどの配慮がされています。

ところで、勤続年数が35年で、iDeco(個人型確定拠出年金)を20年間積み立てした人が、同時に退職金とiDecoを受け取るとします。

この場合、非課税枠となる退職所得控除は、それぞれ別に使えるわけではありません。

会社から受け取った金額に、自分で積立てた!金額もプラスして退職金として退職控除を差し引くことになります。

自分で積み立てたお金まで全額退職金に含めるなんて、とても変ですね(^_^;)

でしたら、次の年にiDecoを受け取ったらいいじゃないですか?とお勧めする人は言うかもしれませんね。

ところが、退職金は前年以前14年以内に退職一時金を受け取っていると、加入期間が重複している年数を差し引くルールになっています。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/aramashi2009/data/03/

20年間積立てた人の重複期間は20年なので、退職控除はゼロになります(1/2することはできます)。

ところが、だったら一緒に受けたとったほうが得なのかというと、ケースバイケースで一概に言えないところがややこしいところです。

退職控除が使えてお得!という記事しか世の中で見ませんが、なんか変ですね(^_^;)



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