配偶者の遺産相続が拡大へ

民法には、法定分割という考え方があります。

遺産を分割するときには、このように分けるのが一番いいですよ、と決めている分け方です。

法定分割で分けたそれぞれの法定相続人の取り分を「法定相続分」といいます。

勘違いしやすいですが、必ず法定相続分で遺産の分割をしなければならないわけではありません。

そして法律上の配偶者は、婚姻期期間に関係なく常に相続人になります。

①相続人が配偶者と被相続人の子供⇒配偶者2分の1、子供2分の1
②相続人が配偶者と被相続人の父母⇒配偶者3分の2、父母3分の1
③相続人が配偶者と被相続人の兄弟⇒配偶者4分の3、兄弟4分の1
https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4132.htm


法務省の法制審議会の民法(相続関係)部会は21日、配偶者の遺産相続を拡大するなどの民法改正について中間試案をまとめました。
http://www.moj.go.jp/shingi1/housei02_00294.html


試案ではまず、婚姻期間が長く、財産形成に配偶者の貢献が大きいと考えられる場合は、配偶者の相続分を増やす見直しが盛り込まれました。

また、相続人以外の人(長男の妻など)が介護などで献身的な貢献をした場合、相続人に金銭の請求ができる案も盛り込まれました。

試案には、配偶者がこれまで住んでいた建物から即時退去を迫られるケースに対応する方策も明記されています。


今後は、パブリックコメント(意見公募)を実施した上で、平成29年中に改正法案の国会提出を目指すそうです。


遺産分割のルールも時代に合わせて変わっていくのは当然ですね

このページのトップへ

コメント


管理者にだけ表示を許可する