がんの標準治療、実施率平均68%

標準治療とは、「科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療」をいいます。

今現在一番推奨されている治療という意味ですが、広く行われている普通の治療だから、「最先端の治療」のほうが優れていると誤解する人も多いようです。

最先端の治療は、開発中の試験的な治療です。

その効果や副作用などを調べる臨床試験で評価され、それまでの標準治療より優れていることが証明され推奨されれば、その治療が新たな「標準治療」となっていきます。


国立がんセンターが、全国のがん患者31万人を対象に、科学的に効果があるとされる9つの標準治療についてどのくらい実施されているか調べ調査結果をまとめました。
http://www.ncc.go.jp/jp/



再発のおそれが高い特定の乳がん患者への放射線治療の実施率は33%。

ほかにも、抗がん剤が原因の吐き気を予防する薬の十分な使用、外来で医療用の麻薬を使う際の副作用対策も、治療が実施されたり適切に考慮されたりする割合が低い値にとどまっていました。


ただ、全体としては標準治療の実施率は平均68%。

概ね、浸透しているという解釈です。


医療機関によっても実施率は異なるようですから、医療機関は慎重に選びたいですね


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