傷病手当金とがん患者

傷病手当金は、、健康保険、各種共済組合などの被保険者が、病気やケガで働くことができず,事業主から十分な報酬がもらえないときに、本人と家族の生活を保障するために設けられた制度です。


国民健康保険にはこの制度はありませんが、国民健康保険組合では設けているところも多いようです。


受給するための要件は、業務外の病気やケガであること。仕事につくことができないこと。連続する4日以上の休業であること。


また、休業した期間について給与の支払いがないこと。あるいはあっても傷病手当金より少なければ差額が支給されます。


支給されるのは、1日につき被保険者の標準報酬日額の3分の2に相当する額で、支給開始から最長で1年6カ月です。


注意しなければならないのは、1年6カ月の間に仕事に復帰しても、その後同じ病気やケガで仕事に就けなくなった場合でも、復帰期間も含めて1年6カ月です。

一定の加入期間があれば、退職後の引き続き受給できます。


もちろん、社会保険なので申請が必要です。


東京都福祉保健局が平成26年5月に公表した「がん患者の就労等に関する実態調査」によると、がん患者で、傷病手当金を利用した人は、31.5%にとどまり、知らなかったので利用しなかった人が39.5%にのぼっています。

8割近い人が、高額療養費制度を利用したのと比べてとても低い認知度です。


がんは、誰がいつ罹患してもおかしくない病気の1つです。


民間の保険、公的な保険、どちらも上手に利用したいものですね





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