FC2ブログ

個人向け国債、キャンペーンの行方

国が発行する債券を「国債」といいます。

金融機関などの機関投資家向けが中心ですが、国が個人でも購入しやすくしたのが「個人向け国債」。
https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/index.html

銀行、証券会社などの金融機関で購入することができます。

投資の見返りに得られる利子の支払いは半年毎。

半年毎に適用利率が変わる「変動10年」、発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定5年」「固定3年」の3タイプの商品があり、 満期を迎えると最初に投資した元本はそのまま戻ります。

金利の下限が決まっていて、現在は下限いっぱいの0.05%(年率)。

原則1年を過ぎればいつでも解約が可能になっていて、発行後1年経過直後の中途換金率は年々上昇傾向にあり、18年度は発行額の約3割が中途換金されています。

個人向け国債は毎月発行されていますが、今年の5月債と6月債の販売額は2か月連続で前年同月に比べ8割超の減少。

武漢発新型コロナウイルス感染拡大に伴い、取り扱い金融機関が顧客勧誘の自粛や窓口対応の縮小などを実施したことに加え、購入者に現金やポイントを還元するキャンペーンの相次ぐ中止が響いたようです。

そのキャンペーンが9月分から再開。

ただし、直近まで10年変動を1000万円分購入すると4~5万円ほどあったキャッシュバックが半分以下になったところがほとんど。

財務省はキャンペーン狙いの購入と中途換金を防ぐため、金融機関に支払う販売手数料を引き下げる一方、10月債から残高の0.02%を支払う新たな管理手数料の導入を決めています。
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_jgbtr/proceedings/material/e20200610a.pdf

今までのようなキャッシュバックは期待しにくくなりますね。

このページのトップへ