排出量取引導入は凍結

 国内排出量取引の導入について、当面凍結することが決まりました。


 排出量取引とは、企業ごとに温室効果ガスの排出枠を割り当て、その枠を超えて排出した企業と余った企業との間で、排出枠を取引する制度です。

 取引の結果、全体としての排出量を一定の範囲内に収めることができるという仕組みです。


 ただ、産業界がコストの増加につながるとして反対していましたし、先日、メキシコで行われたCOP16=国連気候変動枠組み条約締約国会議で2013年以降の枠組み作りが先送りされたことで、国内への導入は時期尚早ということになったようです。

 環境税の導入については決まったので、アレもコレもは無理ってことだったんでしょうね
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しぼむ機運「排出量取引」

 先進各国が、温暖化ガスの削減を目指して検討している国内排出量取引制度の導入機運にかげりが生じている、という記事が先週の日経新聞に載りました。

 日本国内では、地球温暖化対策基本法案が廃案となり、豪州やカナダは様子見に転じ、米国では導入の目途もたたず・・・。

 世界に先駆けて独自の排出量取引制度を導入したEUも、相場の低迷に直面しているようです。

 年末には、第16回国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP16)が開かれる予定ですが、景気の低迷を受けて交渉は停滞しそうと予想されています。

 排出量取引制度は、もともと空気を取引するようなもので、取引の裏づけとなる制度そのものが崩壊してしまうと、よりどころを失ってしまう心もとなさがあります。

 景気が上向かないと、環境どころじゃないってことなんでしょうか?
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排出量価格が上昇

 横浜は、夕方になって急速にお天気が回復してきました。明日は春らしい晴天が期待できそうです

 さて、排出量取引の価格が内外で上昇しているそうです。排出量取引とは、各国や各企業ごとに温室効果ガスの排出枠=キャップを定め、排出枠が余った国や企業と、排出枠を超えて排出してしまった国や企業との間で取引=トレードする制度です。そのため、「キャップアンドトレード」と呼ぶこともあります。温室効果ガスの削減を補完する措置ですね。

 国際指標の欧州先物相場は、2009年末の底値から25%上昇し、スポット(随時契約)価格も約1年ぶりの高値に達したとか。世界的な景気回復の兆しを受けて、温暖化ガスが増えるとの観測が相場を押し上げているそうです。

 現在、いくつかある取引制度の中でも、2005年から既に排出量取引制度が導入されている欧州の排出量取引制度(ETS)が世界最大規模です。

 日本は、2010年3月、国内排出量取引制度の創設を含む地球温暖化対策基本法案を国会に提出。
2010年4月からは、東京都の条例に基づく「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」が開始したところです。

 排出量取引制度にご興味のある方はぜひこちらへ
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12月は地球温暖化防止月間

 昨日アップした、できたてほやほやのホームページを見てくださった方たちから「センスがいい」「色遣いがきれい」「写真が素敵」などなどおほめの言葉を頂戴して、うふふっとPCの前で喜んでいるところです。このホームページはブレインバードという横浜市神奈川区にある会社に作ってもらったもの。とても丁寧に作ってもらえて感謝感謝です。

 ところで、ホームページはネット上に公開してから検索に引っかかるようになるまで、2週間程度かかるのだそうです。今度は2週間後が楽しみです

 さて、今日から12月。12月は地球温暖化防止月間です。
12月7日からはデンマークのコペンハーゲンで国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)が開かれます。議長国デンマークは、世界で温室効果ガスの排出量を2050年までに1990年比で50%削減させることを盛り込んだ政治合意文書の草案を作成したとニュースでも報じていました。CO2による温室効果は地球温暖化と無関係だという意見も根強くありますが、多分もうそういう問題ではなく、環境やエネルギー革命を経済活性化の重要テーマにすることに意味があるのでしょう。排出量取引が今後どう経済の表舞台に登場してくるのか、個人的に今一番興味があるテーマです

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